P965T-A REV1.0B コンデンサ交換

コンデンサが膨張したECS P965T-A REV1.0B[別窓で開きます]に代わりまして、ASUS P5Bをピンチヒッターで動かしてましたが、P965T-A REV1.0Bのコンデンサを交換。

交換前は

▲交換前

▲交換前

OSTの膨張コンデンサを交換。
いままでどおり、日本ケミコン製コンデンサ。
6.3[V] 1000[μF]と交換前のものと同一容量、同一電圧。
聞いたところによれば、メインボード上の電源系に使用する用途であれば同一容量であればよく
同一電圧もしくはそれ以上の耐圧品でも代用できるらしい。まだ試したことはないが…

そんなわけで交換後

▲交換後

▲交換後

ほかにも怪しそうな二箇所を交換。
今までにも交換してきたのでだいぶ上達good.gif
info01.gifなにかあれば書き込んでください。

ECS 865PE-A Rev2.0のコンデンサ交換

ASUS P5Bがうまくいった[別窓で開きます]ので、コンデンサの膨らんでいたECS 865PE-A Rev2.0[別窓で開きます]も挑戦してみた。good.gif

前回同様まずはコンデンサを秋葉原より調達。
ラジオデパート2Fの瀬田無線[別窓で開きます]で以下のコンデンサを買う。
全部日本ケミコン製
16[V] 1500[μF] 3本
6.3[V] 1500[μF] 7本 直径Φ8[mm]これで基板ピン位置が決まる。
6.3[V] 1500[μF] 1本 直径Φ10[mm]

▲交換するコンデンサ達

▲交換するコンデンサ達

  • コンデンサの取り外し

交換手順は以下のとおり。前回より詳細に
1.いまからこのコンデンサを取り外し

▲最初

▲最初

2.コンデンサを左右に倒して引き抜く

▲右に倒した

▲右に倒した

左側の端子をハンダゴテで熱しながらコンデンサを右に倒す。

▲左に倒した

▲左に倒した

逆に右側の端子を熱してコンデンサを左に倒す。
これを繰り返して最後は引き抜く。

  • コンデンサの取り付け

3.新しいコンデンサを取り付ける。
aicon_109.gifコツはコンデンサの足はあらかじめ半分ぐらいの長さに切っておくこと。
コンデンサを取り付けるときに力を加えて基板に押しこむ。
このときに足が長いと力がうまく伝わらず足が曲がってしまう。短くしておけば力をうまく伝えられる。
押し込んだあとの足の処理も短いので簡単。

▲基板裏の足

▲基板裏の足

余った足を適度な長さに切る。


▲足の処理完了

▲足の処理完了

今回は11個のコンデンサを交換。
交換前[別窓で開きます]の画像と比べてみてsign01.gif

▲CPU周り

▲CPU周り

▲CPU周辺その2

▲CPU周辺その2

▲AGP周り

▲CPU周辺その2

全て交換してみたところ…

▲動作確認中

▲動作確認中

ちゃんと動いたyotuba13.gif。ASUSに続いてECSも成功。1960円で直りpaper.gif
これでゴミにならずに済んだsign01.gifどこかで使ってもらおう~

ASUS P5B コンデンサの交換

以前、友人の基板が動かなくなったので交換して出てきたASUS の P5B 。
aicon_109.gif前の記事へ[別窓で開きます]
基板を良く見るとICH付近のコンデンサひとつが膨らんでいる。

▲ICH付近のコンデンサ

▲ICH付近のコンデンサ

とりあえずこいつの交換に挑戦してみることにした。

ずーっと前に電源のコンデンサを交換したことがあったけど、このときは動かず。
果たして今回はどんな結果になるのだろう。

まずASUS P5Bで使用されているコンデンサ
元から付いていたのはコンデンサにTKとかいてある。
調べてみる。aicon_109.gifhttp://capacitor.web.fc2.com/[別窓で開きます]
どうやら”東信工業株式会社”製らしい
電圧と容量は 6.3[V] 820[μF]なのでこれと同じ物を秋葉原で探すことにした。

千石通商→ラジオデパート1回目→マルツ→ラジオデパート2回目でようやく同じものがあった。
820[μF]の電解コンデンサはほとんどなく、他の容量で代用しようかと思ったがラジオデパートの2Fで扱っていた。
1個120円だったので5個600円買ってきた。
しかもルビコンなので少し高め。でも600円でP5Bが生き返るなら安いsign01.gif

▲買ったコンデンサ ルビコン 6.3[V] 820[μF]

▲買ったコンデンサ

早速交換に取り掛かる。
交換方法はこの記事を参考にした。
aicon_109.gifhttp://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Cupertino/6527/[別窓で開きます]
裏面のコンデンサの足部分にハンダゴテを当てながら、表面のコンデンサ本体をハンダゴテを当てている
足とは反対側に軽く倒す。
これをコンデンサ両方の足に何回か繰り返えすとコンデンサが外れる。
aicon108.gif注意しなければならないこと
aicon_114.gifハンダゴテは30Wのものを使用したが、コンデンサの足に十分熱が伝わるよう当て方を工夫する。
aicon_114.gif裏面のコンデンサ足周辺のパターンをハンダゴテで傷つけないようにする。

前のコンデンサがとれたら新しいコンデンサを取り付ける。
aicon_114.gifコンデンサの極性に注意。基板上のマークを他のコンデンサと見比べて極性を確認する。
メーカが違うと基板上の記載は違う様子。

裏面の足部分を熱して、表面からコンデンサを指で軽く押し込む。すると熱していた裏面にコンデンサの足が当たるので、後は熱しながらコンデンサを押し込んでいく。
これを2本の足に交互に行って、コンデンサの底部分と基板の表面が接触するまで足を押し込む。
最後は、ハンダをコンデンサの足周辺に盛って、足を適当な位置で切る。

▲交換後

▲交換後

▲交換後の裏面

▲交換後の裏面

残りの4個も交換していく。MCHとDIMMスロット周辺を交換することにした。
交換を終えて、CPU、メモリ、グラフィックスの最小構成で起動させてみた。
すると..見事に起動sign03.gifさすがASUS。飛び跳ねるぐらいうれしい事態happy02.gif

600円で直った。さてこの基板、何に使おうyotuba13.gif

—————————————–
2010/05/26 追記
別箇所でも再起動を繰り返す状態となりICH付近のコンデンサ交換。
1000[μF] 16[V]の代替品での交換でも動作。
—————————————–