友達からメールが
PCが立ち上がらないとのこと。
最低限のツールをもって友の家へ行ってみた。
電源は入るが真っ暗
確かに電源のON OFF を繰り返す。
自分が約2年ほど前に作ったPCだが、壊れるには早すぎる。
ASUS P5Bで基板はしっかりしていると思っていたのに…
いろいろ調べてみると、メモリを外すと電源はONになる。
ビープ音が鳴り、CPUが動作してメモリがないよと鳴っているのでメモリを挿したとたんにON OFF の無限ループに入ってしまう。
なので、最小構成にしてやってみようとグラフィックスカード(GeForce 7300)を抜いたところ
ファンが曲がっている。こんなの初めてみた。
動かなくなってからGPUの熱で変形したのだろう
よくよく見てみると他にもおかしいところを見つけた。
別角度からもう一枚
固体コンデンサが斜めになって少し変色してる。
こんなんで良く動いてたなー
最近はグラフィックスカードに限らず、電解コンデンサから固体コンデンサへ部品が変わってきてる。
電解に比べて固体は長寿なんだとか。でも固体は壊れないかというとそうでもないんだなーと思われる壊れ方だった。
(2017/05/06追記:このコンデンサは固体コンデンサではなく固体コンデンサもどきである。)
あと、あまり安いグラフィックスカードは買わないようにしないと
友達はメインボードとグラフィックスカード、電源を交換することを決心したので週末は秋葉原。
楽しみ楽しみってオイオイ
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はじめまして。
固体コンデンサで検索してこのブログにたどり着きました。
実は私も自分のビデオカードのコンデンサがパンクして修理した事があるのですが、パンクしたコンデンサはcloverringoさんの画像のものと同じく上部に「FZ」と書かれた物でした。
http://www.slotware.net/blog/2009/02/06/DSCF3044.jpg
で、詳しく調べてみるとこのコンデンサは固体コンデンサではなく、固体コンデンサに見せ掛けた液体コンデンサだそうで、台湾の「SACON」というメーカーが製造している物です。実際に破裂・液漏れ報告も多いと聞いています。google等で「sacon fz」のキーワードで検索すると破裂しているコンデンサの画像が大量に見つかると思います。
固体コンデンサはビニールのチューブで覆われていない外観が特徴ですが、単なる液体コンデンサでも固体コンデンサに見せ掛けている物があるので注意が必要で、一番簡単に見分ける方法は上部に切り込み(防爆弁)が付いている物は液体コンデンサの可能性が高いです。
突然のコメント大変失礼しました。
コメントありがとうございます!!
固体コンデンサに見せかけた液体(電解)コンデンサがあるんですねぇ
防爆弁は特有のものですからポイントですね。