ocxファイルの登録

Windows10でツール(mp4tomp3)を実行しようとしたところ
以下のエラーが表示された。

mp4tomp3エラー

↑mp4tomp3エラー

どうやら”comdlg32.ocx”が未登録ということのようだ。
“comdlg32.ocx”というファイル自体はツール(mp4tomp3)をインストールしたフォルダ内に存在していた。
そこで、コマンドプロンプト(管理者)で以下の操作を行こなうことにした。

installdir>regsvr32 comdlg32.ocx

この操作で使用することができた。

Windows10 のオーナー情報

以前のWindows(XPやNTなど)はセットアップ時にオーナー情報を指定することができた。

※本項でのオーナー情報とはWindowsのバージョン情報ダイアログに表示される、ユーザー固有の名前と組織名称を指す。

しかし、Windows10ではセットアップ時にそういったダイアログは表示されないない
ため設定する機会がない。

そこでレジストリでオーナー情報を入力する。
以下のキーの文字列値を修正する。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion]
"RegisteredOrganization"="Organization"
"RegisteredOwner"="Owner"

変更後、Windowsのバージョン情報ダイアログを表示すると、入力した値が即座に反映
される。

↑Windowsのバージョン情報ダイアログ

↑Windowsのバージョン情報ダイアログ

レジストリの変更は自己責任で

Windows10でdiskpartツールを使う

diskpartツールを使用するとWindowsNTと同様に拡張パーテーションとその中に
論理パーテーションを作成することができる。

コマンドプロンプトを管理者で開き、diskpartと入力する。
表示されたプロンプトで以下の入力を行う。
list disk

select disk=N
=>Nにはlist diskで表示された”ディスク N”の数字を入力

aicon_109.gif拡張パーテーションの作成
create partition extended
サイズを入力しなければ確保可能な最大容量が確保される。

aicon_109.gif論理パーテーションの作成
create partition logical size=NNNNNN
=>Nには作成したい容量をMB単位で入力する。
=>入力値と同じ値が確保されないので何回か作成しなおして調整
このとき”コンピューターの管理>記憶域>ディスクの管理”
を表示しておくと状況が把握しやすい。
よければ
exit
しdiskpartを終了、コマンドプロンプトに戻る。
フォーマットは”ディスクの管理”で行えばよい。
上記手順で作成した拡張、論理パーテーションは”ディスクの管理”
では以下のように表示される。

▲ディスクの管理

▲ディスクの管理(画像は一部変更)

レジストリファイルの取り込みをコマンドプロンプトで行う場合の注意点

コマンドプロンプトからレジストリファイル(.reg)を取り込もうとするときに挙動が異なったのでメモしておく。

コマンドプロンプト

▲異なる結果を示すコマンドプロンプト

同じレジストリファイル(test.reg)をインポートする操作を行おうとしても、上図中、上のコマンドプロンプトではエラー、下のコマンドプロンプトでは正常終了となる。

この違いは一体何か…
タイトルバーを見ると、上は通常のプロンプト、下は管理者として実行されているプロンプトであることがわかる。
これだsign01.gif

おそらくUACが導入されているWindowsではこれを意識しなければならないのだろう。
Windows10ではスタートボタンを右クリックして表示されるメニューからこの2種類のコマンドプロンプトを呼び出せる。

Windows10の右クリックメニュー抜粋

▲Windows10の右クリックメニュー抜粋

Windows10 CRITICAL PROCESS DIED

2015年7月Windows10がリリースされた。
Windows10(10.0.10240)は1993年のWindows3.1以来製品名とバージョン番号が一致したWindowsとなった。
(WindowsNTでは1996年の4.0以来)

そんなWindows10を早速インストールすることにした。
インストールしたPCはlenovo TwistというWindows8がインストールされているノートPCである。
Windows10のインストールはメディア作成ツールを使用し、意図したタイミングで行うことにした。
インストールプロセス自体は至って順調に推移しインストールを行うことができた。

インストール終了後サインインしWindows10のGUIに触れることができたのもつかの間。
再起動した後サインインすると以下の画面が表示された。

Windows10のエラー画面

▲Windows10のエラー画面(BSOD?)

何回再起動しても状況は変わらなかったため、サインイン画面右下にある電源アイコンをshiftキーを押しながらクリックして表示されるメニューから初期状態に戻すことにした。

オプションの選択

▲オプションの選択


トラブルシューティングを選択

トラブルシューティング

▲トラブルシューティング


詳細オプションを選択

詳細オプション

▲詳細オプション


イメージでシステムを回復を選択
このあと使用しているアカウントを選択し以下の画面となる。
初期状態に戻す

▲初期状態に戻す


他に選択肢はないので。
このあとは普通にWindows10のセットアップとなった。

初期状態に戻し、サインインした後最初に行ったのはWindowsUpdateとDeviceDriverのアップデートである。
WindowsUpdateではいくつかのUpdateが適用された。
またDviceDriverはグラフィックス(intel CPU内蔵グラフィックス)、Bluetooh、NetworkI/Fである。
アップデートのかいもあってか、再起動後もうまく動くようになった。
ただし、アップグレードで引き継がれていただろうアプリケーションは削除された。
クリーンインストールではないためアプリケーション自体は残っているがWindowsのレジストリには記録されていないため
再インストールすることになった。

仮想ディスクトップやスタートメニューが目新しく個人的には使いやすいと思う。