RAIDカードの複数接続

古いハードウエア(ECS P965T-A)にてRAIDカードを複数接続した際のメモ。
PCIやPCI-Eを含めて起動時にRAID BIOSを表示できる枚数は2枚まで。
2枚を超えると3枚目のカード以降はRAID BIOSを表示ができない。

ECS P965-A RAIDカード接続

ECS P965-A RAIDカード接続


画像は3枚接続した場合の例。
PCIに2枚、PCI-Eに1枚のRAID カードが接続されている。

この構成ではPCIの1枚がRAID BIOSを表示できなかった。

グラフィックスカードトラブルシューティング

Windowsの表示が乱れた場合、原因がソフトウエアなのかハードウエアがなのかを切り分ける必要がある。
その判断材料として決定的なのは以下のような状況の場合。

BIOS画面の時点で表示がおかしい…限りなくハードウエアに原因あり

BIOS画面

BIOS画面

横方向に緑の線が表れている。

ブート場面

ブート場面

BIOS画面から表示がおかしい場合、ハードウエア特にグラフィックスカードが原因とみて間違いない。
昔はコネクタの接触不良なども原因としては考えられるが、最近はDVIなので考えにくい。

この表示となったのはASUSのEN8600GT SILENT であった。(nVIDIA製Chip)

グラフィックスカード全景

グラフィックスカード全景

壊れるときは壊れますね。

ASUS旧型M/BでWakeOnLANが使えない場合

ASUS の旧型マザーボード(P4P800SE)はWakeOnLAN(WOL)に対応しているにも関わらず、
手元で使用しているWOLソフト(wol)で起動できなかった。

他のマザーボード(Giga-Byte,ECS)では出来ているので不可解であった。

WindowsXP上でNIC(Network Interface Card)の設定を見直してみたところ、デバイスマネージャのプロパティに以下の設定項目があった。

▲NICデバイスマネージャの設定

▲NICデバイスマネージャの設定

設定を”マジックパケット”に変更したところ、wolで起動することができた。

なお、設定した内容はデバイスドライバを再度入れ直すとデフォルト値に戻るため注意。

GIGA-BYTE製M/BのUEFIBIOSの設定に注意 Windows8 でHDDが認識できない

Windows8を導入したPCに、これまで使っていたHDDを接続しようとしたところ
UEFIBIOSでは認識するが、Windows8では認識しないという状況に見舞われた。

その時の対処法をメモ
原因はUEFIBIOSの設定。
具体的には BIOS Features 項目でWindows8導入によりDefault値から変更
した OS Typeという箇所である。

設定値は “Other OS“”Windows 8“”Windows 8 WHQL” の3項目であるが、これを”Windows 8“としていたのが原因である。

OS Typeの設定値

OS Typeの設定値

Windows8 で認識するには “OS Type” 値を”Other OS“に設定する。

UEFI BIOS設定項目

UEFI BIOS設定項目

上記設定でHDDを認識することができた。

1TB HDDの比較

適度な容量の1TB HDDとして東芝(HGST)製のDT01ACA100を2台購入して
使用していたところ、1台不良セクタが発生したdown.gif

普通にファイルをコピーしていたのだが、HDDから周期的にヘッドが移動する
異音が発生し、なにかと思えばファイルコピーでエラーとなっていた。

Windows7のコマンドコンソールからCHKDSKしてみたところ、
不良セクタが発生していた。不良セクタが発生すると、ディスクアクセスが
遅くなる印象があるので代替のディスクを探すことにした。

使用用途としては、ファイルを出力するディスクとしての使用であり、
それなりの性能が求められる。

そこで、東芝(HGST)HDDに代えてSeagate製HDDを検討することにした。
なぜ、Seagateにしたのかといえば、スペック上の性能が良いからである。
WDも良かったのだが、ディスク回転数が5400rpmであったため、候補外とした。

しかし、Seagateといえば、ファームウエア不具合によるデータアクセス不能など
信頼性が良くないため、これまで購入は控えていたメーカであったが、それを
承知でSeagateにすることとした。

東芝(HGST)製HDD(DT01ACA100)のスペックは以下のとおり。
http://www.semicon.toshiba.co.jp/product/storage/selection/built-in/client_hdd35/DT01ACAxxx.html

購入したSeagate製HDD(ST1000DM003)のスペックは以下のとおり。
http://www.seagate.com/as/en/internal-hard-drives/desktop-hard-drives/barracuda/

今回、重要視したのは平均回転待ち時間(シークタイム)である。
東芝(HGST)4.17[ms]に対し、Seagateは4.16[ms]である。

早速購入し、並べてみた。
Seagate:ST1000DM003、東芝(HGST):DT01ACA100

↑HDDの比較 表 左:Seagate 右:東芝(HGST)

↑HDDの比較 表 左:Seagate 右:東芝(HGST)

↑HDDの比較 裏基板 左:Seagate 右:東芝(HGST)

↑HDDの比較 裏基板 左:Seagate 右:東芝(HGST)

基板の実装方法も一緒である。
以前はWD製HDDのみが、このような実装方法をしていたのだったが…

↑HDDの比較 高さ 左:Seagate 右:東芝(HGST)

↑HDDの比較 高さ 左:Seagate 右:東芝(HGST)

2台並べてみるとSeagateの方が背が低い。
それ以外は大体一緒である。

いまのところ順調に動いている。