Firefoxにしておきたい設定

FireFoxをデフォルトで使っていると使い勝手の悪い点がある。
1.アドレスを入力すると「http://」が省略される。

プロトコルの省略

プロトコルの省略 変更前

2.タブバーがアドレスより上の表示される。(個人的に使い勝手が悪い)

タブバーの位置 変更前

タブバーの位置 変更前(プロトコル省略変更後)

変更するためには以下の設定を行なう。
FireFoxはオプションダイアログ以外に細かい設定が可能。
アドレスを入力する箇所に以下の記述を行ないページを表示される。

about:config

すると警告画面が出るが、続行する。

FireFox 警告画面

FireFox 警告画面

次の画面が表示される。

about:config初期画面

about:config初期画面(実際の表示とは異なる)

1のプロトコルの省略表示をさせないためには上部の検索(R)右のフォーム部分に以下の入力を行なう。
browser.urlbar.trimURLs

プロトコルの省略をさせない設定画面

プロトコルの省略をさせない設定画面

すると上の画面で値列がtrueとなっているためこれをダブルクリックしてfalseに変更する。
この変更は即座に行なわれ、次からページを呼び出す際には省略されない表示となる。

2016/2/7修正
以下の手法については古いバージョンのFirefoxのみ有効。末尾にアドオン
を使用したカスタマイズ方法を追記。

つづいて2のタブバーの位置については1のプロトコルの省略表示と同様上部検索(R)右、フォーム部分に以下の入力を行なう。
browser.tabs.onTop

タブバーの位置設定画面

タブバーの位置設定画面

こちらも値列がtrueとなっているためこれをダブルクリックしてfalseに変更する。
同様、即座に反映される。(Firefoxの再起動は不要)

上記設定を行なった画面は以下のとおりとなる。
1.アドレスを入力する際「http://」は省略されない。

プロトコルの省略 変更後

プロトコルの省略 変更後

2.タブバーがアドレスより下に表示。

タブバーの位置 変更前

タブバーの位置 変更後

細かい設定を変更することができるFirefoxであった。

2014/05/18
Version 29 からはClassic Theme Restorer[別ウインドウで表示] プラグインを使用する。
以下の設定で可能となる。

▲Classic Theme Restorer 設定

▲Classic Theme Restorer 設定

2016/2/7
Classic Theme Restorer Version 1.4.7では以下の項目となる。

Classic Theme Restorer Ver1.4.7設定画面

▲Classic Theme Restorer Ver1.4.7設定画面